高級畳は何が違うのか

高級畳は何が違うのか

高級畳

畳の値段はピンからキリまであります。表替えだけするにしても、下は一畳3000円から、最上級品ともなれば20000円近くなるものも。

 

では、値段の安い業務用や輸入物の畳と上級品とでは、何がどう違うのでしょうか?

 

まず土台となる畳床ですが、藁床が最もクッション性や吸湿性に優れる高級品とされ、高価です。しかし、今では生産量が減り、出荷される畳の9割が建材床となっていることを考えると、選ぶべきポイントは畳表にかかってきます。

 

業務用や輸入畳は安く見た目も最初は上級のものと変わりませんが、織り込まれているい草の本数が少なく、密度が低いため、すぐに毛羽立ちが出るのが特徴です。

 

見た目が悪くなるので、上にカーペットなどを敷かざるを得なくなり、それが畳の吸放湿性を妨げるため、ダニ・カビの発生につながります。

 

そうなると、畳表だけでなく、土台の畳床までダメになってしまいますので、早期に全部新畳に取り換えざるを得なくなり、却って費用がかさむことも……。

 

すぐ取り換える予定があるのでなければ、中級品以上を選んだ方が無難ではないでしょうか。

 

その上で、子供用の部屋や人の出入りが激しい部屋などであればある程度手頃な値段のものを、客間にはより高級感のある織目のきれいに詰まったものを、と部屋の用途に合わせて選んでいきましょう。高級品は変色い草の混入が少ないので、日焼け後もまばらな色ムラが出ず、経年劣化しても美しい見た目を保ちます。

 

今は畳表の素材もいろいろと工夫のあるものが出ています。

 

い草に防水・撥水効果を施したものや、変色の起こらない防水の和紙素材、ペットと暮らすご家庭にも嬉しい、水洗いのできるレザー素材など、嬉しい機能も様々です。ご家庭の事情に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

 

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